足関節矯正について
足関節矯正とは?
足関節は歩行はもちろん、立位姿勢でも自分の体重がかかる荷重関節でアライメントが悪いと様々な症状を引き起こしてしまいます。
足関節には距腿関節、ショパール関節、リスフラン関節の3つの重要な関節があり(他にも大事な関節はありますが)この関節のわずかなズレが下肢を含め体幹にまで影響を及ぼすので、この関節を矯正します。
急性腰痛症の方などで、最初に足関節を矯正するだけでも、下肢の筋肉の緊張が緩和されます。当然、人間の土台である足関節のアライメントが悪いと上方の膝関節、股関節、骨盤、脊椎、頭部への影響も出現します(上行制運動連鎖)
【矯正手順】
踵(かかと)を把持して可動性をcheckします。次に牽引をかけながら足の骨とすねの骨の関節の圧を抜き、関節同士の隙間を広げ矯正し、正しい位置にもどします。
【どんな症状に効果的か?】
足関節捻挫、歩行時痛、膝痛、股関節痛、腰部痛 など足関節より上部の症状に適応します。
矯正後、歩くと、とても足が軽くなり、地面を蹴りやすくなります。また以前の足関節の捻挫により足関節の底屈・背屈の可動域制限のある方も矯正により可動域が改善され、動かしやすくなります。